会場との調和を重視し、魅力的なイベント空間をデザインしました。LED全面を駆使した派手な映像は避け、静けさと安定感を持たせるため、背景を一定に保ちました。お客様の集中力を損なわないよう、LEDビジョンではなく動く照明やキラキラ光る窓のような使い方をし繊細な演出を施しました。会場内外の調和を大切にし、静かな美しさと優れた機能性を兼ね備えたデザインとなっています。
NTT ファイナンス「おまとめ請求」デザイン
NTT関連の請求書に同封するチラシのデザインになります。
キャンペーンを同時に行いサービスへの利用を促進しています。
キービジュアルは粘土風の3Dイラストで、ブレンダーというソフトを使用して制作しました。福引のガラガラを二つ並べることで、それぞれに抽選があることを表現しています。キャンペーン感を強調しすぎず、本来のサービスへの訴求が明確に伝わるよう、おだやかで信頼感と安心感を感じる3Dイラストに仕上げました。
注記などのルール的な部分が多く、文字による情報量も多いため、おまとめ請求に関する情報は青、Webビリングに関する情報は緑で分け、直感的に内容を理解できるようにしました。
NTT e-sports
NTTが展開するe-sports事業の一環として、地域活性化を促進するためのイベントブースデザインをプロモーションの目的で制作しました。
以前にいただいた黒を主体としたパースを基に、それに合わせたデザインのグラフィックを製作しました。一般的にe-sports関連のデザインは派手なライトやゲーミングパソコンのようなデザインが主流ですが、NTTの信頼性や地域振興・教育分野といった事業内容に合わせ、派手さを抑えたスッキリとした色使いのデザインにしました。
ただ、派手さを抑えることでゲームの要素が弱くなる可能性があったため、背景のビジュアルに3Dを取り入れ、ゲームのステータス画面のような雰囲気を演出しました。このデザインは、NTTのイメージを損なうことなく、地域活性化とe-sportsの魅力を同時に伝えることを目指しています。
ドトール×iDキャンペーン
ストリートファイターリーグ ファン交流キャラバン
新しいナンバリングタイトルのプロモーションとファン交流を兼ねたイベントの会場グラフィックデザインを担当させていただきました。
最初はストリートファイターやプロゲーマーのイメージを強調したデザインを予定していましたが、実際の会場がイオンなどの明るく親しみやすい場所であることから、敷居を下げ、どなたでも気軽に寄ってきやすい雰囲気を醸し出すデザインに変更しました。
このデザインは、広い年代のストリートファイターファン層に訴えかけることを意識し、文字にレトロな表現を取り入れることで懐かしさと興奮を同時に呼び起こす効果を追求しました。
皆様が楽しめ、一体感を感じられる温かみのある雰囲気を提供し、ストリートファイターの魅力を存分に伝えることができるよう心掛けました。
コカ・コーラ ボトラーズジャパン ピクトデザイン
コカコーラ主催のTOKYO2020オリンピックトーチイベントのピクトグラムをデザインしました。
このプロジェクトでは、ピクトグラムの特性を活かしつつ、オリンピックの雰囲気を損なわず、かつ企業イベントとしてのクリアなメッセージを伝えることが求められました。そのため、シンプルさと理解しやすさを重視しながら、抽象的すぎず、かつ初見で分かりやすいデザインに取り組みました。デザインの中にオリンピックの要素を取り入れつつ、コカコーラのブランドイメージとも調和する形に仕上げ、参加者や観客が心地よく受け入れられるピクトグラムを目指しました。